読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

日系ブロガーのススメ。

日本人だけど英語ブロガーなNinja Girlsです。あなたも日系ブロガーはじめませんか?

シンガポールで一番有名な日本人の目指しかた 19 【第三の忍者】

<はじめての方はまずは目次から!>



クラーク・キーでのデビューを無事に終了させたNinja Girls。


この調子ならすぐに有名になれちゃうかも、うふ。
これで東洋のパリス・ヒルトンになれるわ、うふ。


浮かれてニヤニヤが止まらなくなっていた私に、
またもや衝撃のニュースが飛び込んできた。


ある日、さくらちゃんとバクテーを食べていたら、
(なんでさくらちゃんはいつも何か食べている時に限って
大事なことを話すんだろうw)、
彼女が唐突に言ったのだ。


「あ、つばきちゃん、
Ninja Girlsに3番目の忍者が入ることになったから。」


ヲイ、唐突だな。


骨付き肉をつついていた手を止め、話を聞く。
さくらちゃん曰く、元々リクルートで働いていた人が集まる会で、
私と同じ歳ぐらいのかわいい日本人女子を見つけて仲良くなり、
話を聞いてNinja Girlsにピッタリだと思ったらしい。


「とりあえず、今度3人で集まることにしたから。
今後の方針について話し合わなきゃね。」


いつの間にかバクテーを食べ終えていたさくらちゃんが、
そう言ってニヤッと笑った。



私たちはアラブストリートのいつもの場所で待ち合わせることになった。


私は緊張していた。
正直、ちょっと動揺もしていた。


先々メンバーが増えるかもしれないということは聞いていたけれど、
そんなにすぐに加入するとは思わなかった。
さくらちゃんてば、いつの間にか女の子をスカウトしてただなんて。
どうせさくらちゃんの好みの、派手で鼻っ柱が強い女の子なんでしょ?


そんなことを考えながら、待つこと5分。
遠くから急いで向かってくる人影に向かって、
さくらちゃんが「こっちだよー!」と叫んだ。



「ごめんね、お待たせー!!」


やたらと通るはっきりした声の主が、
街灯の明かりに照らされて姿を現した途端、
私は理解してしまった。


なぜ、この子が、新しい忍者なのか。
どうして、この子が、必要なのか。


だって彼女は‥‥


ちっちゃくて、華奢で、小動物みたいで、ニコニコしてて、
私たちに決定的に欠けていた「かわいらしさ」の塊
だったんだもの!



そう、さくらちゃんも、私も、
いかんせん「カワイイ」という単語に無縁の容姿なのだ。


さくらちゃんは茶髪の巻き髪ゴージャス系でセクシーな感じだし、
私は黒髪ストレートのしっとり系。
2人で並ぶとどうもあやしい匂いがする。


けれど彼女は、きっと一生懸命大人っぽい格好をしているのだろうけれど、
同年代とは思えないほどのかわいらしさと若さがあった。


思わず彼女を見つめてぽーっと萌えている私に向かって、
3番目の忍者が言った。


「はじめまして、”らん”です。よろしくね(はあと)」


夜のアラブストリートが、少し明るくなった気がした。