シンガポールで一番有名な日本人の目指しかた 33 【夢のパーティーガール】

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メンバーも一気に増え、初めての動画を作成し、
ストリートスナップにも載った私たち。

方向性がまだ定まってなかったとは言え、
少しづつ、でも確実に進歩していく感覚を味わいながら、
私はしみじみと感慨にふけっていた。

思えば私は、
「仲間と一緒に何か一つの目標に向かって頑張る」
ということを今までしたことがなかった。

正直「そういうのちょっとダサくない？」とか思っちゃってるタイプだった。
部活は帰宅部だったしね。笑

でも、Ninja Girlsという「何か」を「仲間」と一緒に創りあげていくことが、
だんだん私の価値観を変えていったんだ。
この「Ninja Girls プロジェクト」は一人では絶対に絶対にできないことで、
仲間がいて初めて成立する「何か」だった。

うまくいかない時はお互い励まし合えるし、
逆にいい意味でライバルになって切磋琢磨し合うこともできる。
何より、目標を達成した時、
一緒に喜べる仲間がいるって本当に最高だった。

私たちは「Ninja Girls」としての夢を叶える度に、
いつもみんなで喜びを分かち合ってる。
ほんとにベタだけど、
みんなで喜ぶと嬉しさ100倍ぐらいになるんだよね、マジで。

★

そうそう夢と言えば、
この頃から私個人の昔からの「夢」が、
Ninja Girlsを通してどんどん叶うようになり始めたんだ。

ある日さくらちゃんに
「ねぇ、パーティの招待状もらったんだけど一緒に来る？」
って言われた時は、本当に飛び上がるくらい嬉しかった。

もちろん、二つ返事でOK。
だってこれは、私がいつも憧れてた、
「パーティーガール」になれるチャンスだったから！