続: シャイな笑顔の紅茶王子!?大学生ダニエルくんの場合
踊るつばきにみんな夢中!
にんにん!
皆さんこんにちは、つばきです。
本日は昨日の続き、
何故シャイボーイのダニエルくんが紅茶王子と呼ばれるようになったのか
をお話ししますね。
そう、あの夜、彼のケータイに半ば無理やり番号を登録させ、
私たちはクラブを後にしました。
するとすぐに私のケータイに一通のメールが。
なんとダニエルくんからではありませんか!!
「今夜はありがとう。
君は僕のはじめての日本人の友達だょ。おやすみ!」
いい!
なんか、こう、律儀な感じでいい!
てか、なんだー、
向こうもあたしのこといいと思ってたんじゃーん!ぬはははははは!
( 思考の飛躍とは恐ろしいものですね)
そんな感じで、
ダニエルくんと私はメル友になったのでした。
それから数日後、オフィスで仕事中にふとケータイを見ると、
彼からのメールが。
「おはよー。
僕いま学校に向かってるよ。
寝坊しちゃったよ。」
「おはよー。
あんた昼まで寝てたの?
いーなー、いーなー、うらやましぃ!」
こんなやりとりをした後、彼が
「今からスタバに行くよ。
コーヒーで目を覚まさなきゃ。
君にも買ってオフィスに持って行ってあげるよ!」
と言うのです。
咄嗟に、
そんなことされたらめんどくさいな、仕事中だし、
と思ってしまった性格の悪い私は、
「あたしコーヒーきらい」
と一蹴。
(コーヒー嫌いなのは本当です。 )
でも、ダニエルくん諦めません。
「そっかぁ。
じゃ紅茶は?
バブルティー屋さんがあるから、
テイクアウトして持ってくよ!」
と、粘るのです。
私も押されてしまって‥‥
「わ、わかった。あ、ありがとう。」
なんとしたことでしょう。
オフィスまで紅茶を届けてもらうことになってしまったのです。
「オーケー!
じゃ、紅茶一杯デリバリーいたしまーす!」
ダニエルくんノリノリ。
私は逆に緊張‥‥
だってあのクラブでの夜以来初めて会うし、
30間近のお肌を太陽の下で、若者に見られるってなんか恥ずかしい‥‥
とか思ってしまう悲しいアラサーですから。
まぁ、そんなことはどーでもいいです。
ついに、
「ついたよ!」
のメールがきました。
オフィスビルの一階に行くと、
そこにはあの可愛いダニエルくんが!
太陽の下でみてもかわいーぃ!
お肌ちゅるちゅる!歯は真っ白!
わ、若いって素晴らしい!
私にだってそんな時代があったわ‥‥(遠い目)
そんな思いが走馬灯のように私の頭を駆け巡ります。
私の切ない心境など露知らず、
ダニエルくんが私に持ってきた紅茶を差し出しました。
「バブルティー、一杯お持ちしました!!」
もうねー、おばちゃんズッキュンですよ!
まさか、この歳で大学生にハートを射抜かれるなんて!
「あ、ありがとう‥‥」
私は大照れして、何もしゃべれません。
シャイボーイのダニエルくんも、
もちろん何もしゃべりません。
「い、今から学校行くの?」
「うん。」
それだけの会話を交わした後、
「じゃ」と言って、
ダニエルくんはそそくさと帰っていきました。
てか、それほんとにただのデリバリーボーイやんっ!
持ってきただけかいっ!
後ろ姿を見ながら心の中でツッコミつつ、
私は彼の可愛さの虜になってしまったのでした。
可愛い!
なんて可愛いの!
そして思ったのです。
素敵な笑顔で、こんなに可愛いことをしてくれるダニエルくんって私の王子様かも!
彼のこと「紅茶王子」と名付けよう!
こういうわけで、ダニエルくんは、
(私の中で勝手に)「紅茶王子」になったのでした。
因みに、彼を含むシンガポールの国立大学に通う学生は、
超優秀な未来のエリートばかり。
ダニエルくん、実は学校の課題にスポーツにインターンにと、
殺人的なスケジュールをこなすスーパー大学生だったのです。
決して暇人ではありません。
そんな中、わざわざ紅茶をデリバリーしてくれるなんて、
紅茶王子はよっぽど‥‥よっぽど、
わたしのダンスに惚れたんでしょうねっ!間違いない!
(実際はその週たまたま学校が休みで時間に余裕があった、
ってだけなんですが。)
で、その後私たちがどうなったかって?
うふふふふふ。それは秘密!(なんつって)
ちなみにいまだ、彼女がいないというダニエルくん。
日本人女子のみなさん!
シンガポールには、
ダニエルくんのような将来有望でかわいい男の子がまだまだたくさんいますよ!
あなたの恋愛市場を海外にも広げてみませんか?
シンガポールより愛を込めて
つばき(Twitterはこちら!)