日系ブロガーのススメ。

日本人だけど英語ブロガーなNinja Girlsです。あなたも日系ブロガーはじめませんか?

シンガポールで1番有名な日本人の目指し方 122 【ダイビング】

一方、「One Minute Singapore」シリーズも佳境を迎えていた。
シンガポールの26個の名所をアルファベット順に一分間で紹介していくこの企画。
気がつくと、Ninja Girlsはシンガポール人でさえ訪れたことのない
かなりレアな場所までしっかり入り込み撮影する
「シンガポール人よりシンガポールを知る変な日本人」になりつつあった。

最初の頃は恥ずかしくて仕方なかったお揃いの「I Love Singapore」Tシャツも、
この頃にはすっかり板について、街中で人にジロジロ見られたってぜんぜん平気だった。

てかむしろ「Ninja Girlsよ!もっと見て!!!」って気分になり始めてたんだよね。


そんなある日、またまた朗報が飛び込んできた。
さくらちゃんが意気揚々とやって来て言ったんだ。

「みんな!ダイビングやってみたくない?あるダイビング協会が私たちの旅行のスポンサーになってくれるの。みんながダイビングのライセンス取る過程を動画にして欲しいって!どお?」


えーーーーーっ!ダイビングーーーーーーー!?

ダイビングなんて、ぜんぜん珍しいスポーツじゃないけど、
まさか自分が一生のうちにダイビングすることがあるなんて思っても見なかった。

まず、第一に私はほとんど泳げない。第二に水中で呼吸ができるなんておかしな話だ。
全く持って自然の摂理に反していると思う。第三に、超過保護で保守的な親に育てられた私は
「マリンスポーツ」なんて私には縁がない、と何故か勝手に思い込んでいたんだ。

でも、人生って不思議なもんだよね。生きてさえいれば、思いもよらなかった楽しいことが沢山起こるんだよ。Ninja Girlsのおかげで、今まで想像もしていなかったことを体験する度に「あー、生きてて本当に良かったなぁ」って心から思うんだ。ダイビングもその一つ。

このダイビングライセンス取得プロジェクトには、5本指シューズの「ビブラム」さんにもスポンサーになっていただいた。

Ninja Girls、4人のスケジュールを2泊3日分押さえるのは至難の業だった。
さくらちゃんが鼻血をだしながら調整してくれて、なんとかスケジュールの確保に成功!


私は金曜の夜、会社が終わるとすぐにマレーシア行きのバスの集合場所にに直行した。

今、思い出しても思わず顔がニヤけてしまうぐらい楽しかった、マレーシアへの旅が始まった。