日系ブロガーのススメ。

日本人だけど英語ブロガーなNinja Girlsです。あなたも日系ブロガーはじめませんか?

「人生が変わる1分間の深イイ話〜最強独身女性は本当に幸せなのかSP」をご覧になった皆様へ

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みなさんこんにちわ!
ニンジャガールズ(Ninja Girls)つばきです!
ニンジャガールズは、シンガポール在住の女性3人組動画ブロガーです。



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で、いったいあんたたち何やってるの?
って思った方は、こちら↓



シンガポールで活躍する日本の忍者ブロガー集団"Ninja Girls"が面白そうな件 - NAVER まとめ



そして、このブログ「日系ブロガーのススメ。」では、3年前の2011年、人生のどん底を経験した私がシンガポールに移住する決意をし、海を渡り、ニンジャガールズとして「シンガポールで一番有名な日本人」を目指す過程を描いた本当のストーリーです。

が、

ぜんぜん更新されてないぞ、ヲイ!と思ったそこのあなた!

そうです。最近ぜんぜん更新できてませーーーん。てへ!

でも既にアップされている分も結構ありますので、気になる方はこちらからどうぞ。


目次 - 日系ブロガーのススメ。



このブログを書いていて思い出しました。3年前の私は、本当に本当に人生どん底で、夢も希望もお金もなく、絶望感に苛まれていました。

3年後に、テレビにでているなんて①ミリたりとも思っていませんでした。
人生って本当に不思議なものですね。

本日番組をご覧になった皆様の中に、人生に絶望していたり、死にたかったり、うつだったり、病気だったりする方がいらっしゃったかもしれません。人生に夢も希望もないと思っているかもしれません。

でも人生って本当に何がおこるかわからないものです。
何があっても自分を見捨てないでください。
幸せになることを、絶対にあきらめないでくださいね。


というわけで、またYoutubeやブログでお会いしましょう!

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シンガポールより愛を込めて
つばき

BSジャパン『アジアンタイムス』をご覧になった皆様へ

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みなさんこんにちわ!
ニンジャガールズ(Ninja Girls)つばきです!
ニンジャガールズは、シンガポール在住の女性3人組動画ブロガーです。
基本的に英語で発信しています。

www.ninjagirls.sg


メンバー3人の詳しいプロフィールはコチラ!

リーダー:さくら
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プロフィール http://about.me/ayaimura

日本語チャンネル 「人生総研さくらぼ」もおもしろいで!! http://www.youtube.com/user/SAKURALifeLab


サブリーダー:つばき
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プロフィール http://about.me/atsukosato


らん
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プロフィール http://about.me/manami.iwatani




この日系ブロガーのススメでは、私がシンガポールにきてからNinja Girlsに出会い成長していく様を日本語で綴ったものです。今、不定期更新になっているのですが過去記事が結構あるので読んでみてくださいね!ここからみると、とても読みやすいよ!

目次


これからもニンジャガールズは、
英語&日本語で楽しい情報を皆様にお届けできるよう頑張っていきます。
取材・講演のご依頼、お仕事のご相談、その他なんでも、
ご連絡は:ninjagirlssg@hotmail.com までいつでもお気軽にどうぞ。


それではまたね!にんにーーーん!

シンガポールで1番有名な日本人の目指し方 148 【不都合な真実】

「そんなに意志が固いんだったら、僕から何もいうことはないよね。」

彼は穏やかにそういった。

「人生は一度きりだ。君の言うとおりやりたいと思ったことはやらないとね。もちろん君の事を応援するよ。」

ニコッと笑うと目じりがクッと下がる。

すてきやん。

この顔好みやん。


会社辞めることより、新しいプロジェクトはじめることより、


さっきの「大切な人」発言が気になる。


ちょー気になるっ!!!


この人ゲイじゃないよね、きっと。

「ねぇ、あなた彼女いないの?」
唐突に聞いてみた。

「うん、いないよ。」
「そうなんだ。あなたなんだか何人も彼女がいそうw」

カマをかけてみる。

「ははは、なんだよそれ?僕そんなに遊び人にみえる?」
彼は、ガハハと笑ったあと声を潜めて言った。

「実はね、僕一人の人としか付き合ったことないんだ。」



「え、そうなの?うそだぁぁぁ~!」

完全に冗談を言っているものだと思った私は、そんな彼の話を思いっきり笑い飛ばしてしまった。


超フレンドリーで、誰とでもすぐに仲良くなってしまうような彼に今まで一人しか彼女がいないなんて信じられなかったんだもん。

「みんなそういうんだよね……」

彼は苦笑いしていた。


「だって、あなた言っちゃ悪いけどちょっとプレイボーイタイプにみえるわよ?ねーねー、その昔付き合ってた彼女ってどんな人だったの?」

あたしはほんの軽い気持ちで聞いてみた。

彼は、ちょっと居心地の悪そうな顔をした。


「どんな人って……普通の人だよ。チャイニーズ(中国)系の女の子で…」
彼が傍目にもわかるくらい、オドオドしている。

なにかおかしいぞ……

一瞬そんな第六巻が頭を掠めたんだけど、あたしはあえてそれを無視した。

きっとあまり過去のことを蒸し返されたくない人なんだな。
なんて都合よく解釈してその先にはあえて触れなかった。
本当は怖かっただけなのかもしれない。彼の本当の姿を知るのが……

シンガポールで1番有名な日本人の目指し方 147 【急展開?】

「......僕は、きみがやろうとしてることに反対しているわけじゃないんだよ。」

おもむろに椅子に座り直しながら、彼は口を開いた。

「きみがやっているブログは本当に素晴らしい。続けるのは本当に大変なことだと思うし、それをやってるきみはすごいと思うよ。」

彼はまっすぐにあたしの目をみていた。

「自分の好きなことをビジネスにするって、かっこよくみえるかもしれない。‥‥でも現実はそんなに甘くない。」

自分のビジネスを立ち上げたことのある彼の言葉はとっても重かった。

「きみのモチベーションを下げるつもりじゃないよ。ただ現実を知って欲しいんだよ。君は僕にとって大切な存在なんだから。」

むむ?
むむむ??

た、大切な存在?


い、いまお兄さんあたしのことを「大切な存在」っていいましたぁ!?


それって、つまり、つまり、あたしと結婚したいってこと!?違)


「大切な存在」というマジックワードに完全に平常心を失った私は、その後何をしゃべったか、よく覚えていない。

たぶん「それでも‥‥やってみたいんだよね。」的なことをいったあとに、


「あの時あんなチャンスがあったのに!‥‥って後悔したくない。やらずに後悔するより、やって後悔したいんだ。」とかかっこつけたことを言った。


‥‥気がする。

シンガポールで1番有名な日本人の目指し方 146 【やっぱり不安】

『ねぇ、仕事辞めて専属Ninjaになろうと思うんだけど、どうかな?』

いつになく真剣な顔で、イケメンにアドバイスを求めた私。

イケメンは『おっ!?』という顔をしてあたしの顔をみた。

こんな大胆な決断をしたあたしってかっこいい!!ウフフ、彼もあたしのこともっとステキ!とか思ってくれるんじゃないかしら!?
と、思ってたら‥‥

「プッ」

彼が小さく吹き出した。

「ねぇ、キミさ、一体なんで仕事辞めたいの?」

彼はまっすぐに私の目を見つめて言った。

「なんで!?‥‥なんでって、そ、それは‥‥」

彼の妙に冷静な対応になぜか戸惑ってしまった私。

「あたし‥‥あたし」

口ごもってしまう。

「だって、あたし、自分の人生を変えるって誓ってシンガポールにきたんだもん!なんでもやってやる、って決めたんだもん!」

気づいたらそんな言葉がクチをついてでてきた。

思った以上に大きい声がでてしまって自分でもビックリしてしまった。

彼も目をまん丸にして私をみている。

シンガポールで1番有名な日本人の目指し方 145 【新たな始まりの始まり】

ワークホリデービザはあっけなくおりた。

退職することを上司に伝えると、少し肩の荷がおりてホッとする。

九州のド田舎からでてきた私は、シンガポールで初めて就職したこの日系の銀行がメガバンクだということにすらピンとこないまま、ここで働き始めた。

20代後半になっても、驚くほど世間知らずで、妙に無邪気だったと思うんだ。

その妙に無邪気な部分は多分今でも変わっていないのかもしれないけど。
そしてこれからも変わらないのかもしれないけど……

★☆

銀行を退職しても、ワークホリデービザでシンガポールに滞在できる目処はたった。

でも生活費はどうしよう。

半年間一銭も懐に入ってこなかったとしても生きて行けるぐらいの貯蓄がないといけない。

その頃の私の貯蓄額は‥‥

『もしかしたら半年後、野垂れ死にするかもしれないけど、まーたぶん大丈夫』ぐらいの金額だった。

これ、あたしほんと大丈夫なのかなー!?

さすがの私もすこし……
いや結構不安だった。

でもさくらちゃんばっかりに相談するのもなんか申し訳ないというか、気が引ける。
だれか第三者に相談したいけど……


「そうだっ!」

あたしは最高の相手を思いついた。

そう!あのゲイ疑惑のイケメン!(もうゲイではないことが実証済み)

あの海辺での衝撃的な逆ナン的出会いから、私たちは週に一、二度ぐらいご飯を食べに行く仲になっていた。

そうだ、ここは真剣な悩み事相談をして二人の距離を、ぐっと、そう、ぐぐっと!

近づけてこの男を息の根を止め落としてしまおうじゃないか!


私は、鼻息も荒く彼に連絡をして、早速約束を取り付けた。

シンガポールで一番有名な日本人の目指し方 144 【一筋の光】

仕事を辞めるために、ワークホリデービザ(六ヶ月間シンガポールに滞在できて、就労も)の取得を考えていた私。

ところが‥‥

ある日日系の地元紙をパラパラとめくっていた私はとんでもない記事を目にしたんだ。

『ワークホリデー許可基準が大幅改定』
記事によると、今までは30歳までだった、このビザを申し込める年齢制限がなんと25歳まで引き下げられるらしい。

しかも、学歴基準もメチャクチャ厳しくなっている。

どのくらい厳しくなってるかというと『最低でも早稲田レベル』じゃないとビザが下りないっていうくらい!


何~ッッッ!!

最低でも早稲田レベルだとぉおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉ~っっ!


ハァハァハァハァハァ…
だめだっ!
完全アウトだっ!
どの基準にも引っかかりまくっている!!!!!

いや、ま、まてよ、この基準が施行されるのは…

ん?

一ヶ月後…


と、ということは!そうだ!今申し込めば、未だ間に合う!!!!!!!!!

あたしは大慌てて必要書類を揃えて、シンガポールの関係機関に提出した。

どうか通りますように…
手遅れになりませんように…
そう祈りながら結果を待つ日々が続いた。

そう海外で自由に働くっていうのはそんなに簡単じゃないんだ。
そんなに簡単ではないんだけど、
でもね、ほんとにほんとほんとにやりたいって思ったら、
そうきっと道は必ずあるはず。

あたしはそう信じて待ち続けた。