シンガポールで1番有名な日本人の目指し方 140 【女、四人旅】
バタム島(インドネシア )の旅はゆるい感じで始まった。
行く前にいろんな人から
「え、バタム!?バタムに何しにいくの?」
とか、
「いや、マジでつまんないからやめたがいいって〜!」
とかいわれたけど、
そんなことない!四人でいけばどんなとこだって楽しいもん!!
って信じてた私たち。
シンガポールからフェリーにのってバタムに到着したその足で大きなバンに乗り込み、バタムの市街地観光が始まった。
まずは、謎な巨大仏像や、謎の巨大寺院を見学する。巨大なんだけど、これたぶん巨大なだけで歴史的な背景とかあんまりなさそうな感じがプンプンするねー、って感じのとこ。
でもそんなの関係ない!
とりあえず仏像をバックに、写真をパチリ!!
そのあと、場所を移動して火を食べたり硝子を食べたりする(あの硝子のビンみたいのは水飴だという説が有力)ショーを見学。
屈強な地元の男たちが、「はっ!」とか「フーッ!」とかいいながら火を口に含む姿を見るのは、痛そうで痛そうで、まぁ、なんとも言えない気持ちだよね。
このビミョーな感じ、悪くない!
☆★
でもね、ホテルはちゃんとしたリゾートホテルをと予約したからかなり快適に過ごせたょ。
中庭におっきなプールがついててさ。日焼け大好きなさくらちゃんは、早速セクシーなビキニで太陽と融合してたよね。
まぁ、おっぱい担当のゆりちゃんは当然存在感たっぷりだったし、実はマッチョなランちゃんはキレてる筋肉で泳ぎまくってた。
あたしは‥あたしは真っ青な空に浮かぶ白い雲を見上げながら思ったよ。
まさか、2013年のニューイヤーをインドネシアのとある島で過ごしてるなんてね。
そんなこと想像したこともなかった。
昔の、そう、日本にいたときのあたしに教えてあげたかった。
未来は明るいよ、って。
これから楽しいこと沢山起こるんだから諦めないで、って。